三國志真戦と戦国ブシドーはジャンルも近いところがあるので比較してみる。
一応真戦は3年ほど。
戦国ブシドーは、2シーズンプレイしての比較である。
課金について
まずは、課金についての比較をする。
無課金・微課金者にとって優しいのは?
これは、三國志真戦の方が無課金・微課金にとって優しいかと思う。
例えば、廃課金者がいてその人が真っ赤な強テンプレ槍編成を持っているとする。
対してコチラは、無課金・微課金で弓の部隊を1軍にしているとする。
これで戦うとどうなるかというと、結論は引き分けか、廃課金者が勝つのどちらかになりやすい。
よほど運がよくないと、無課金・微課金の弓が勝つことはないかなと。
それでも、例えば廃課金者の1軍の槍部隊の兵力を1万とかその辺は減らすことができる。
そうなると継戦して戦うのが厳しくなるので、引き分けか負けるにしても一矢報いることができる。
この点で、三國志真戦の方が無課金・微課金にとって良い環境かなと。
廃課金者にとってやさしいのは?
先ほどの問いの逆なので回答もそのまま逆になる。
戦国ブシドーの方が、廃課金者にとって楽しめると思う。
とにかく一方的に勝つことが可能であり、半端な部隊であれば兵損というのがほとんどなく勝ち抜くことができる。
となると、戦場の激しいところで駐屯を一回でもすると、多くの戦果を上げることができるだろうと。
また、半端な部隊が駐屯しているところに突っ込むと、多くの部隊を退かせることができる。
真戦の場合には、廃課金者は強いのは強いけど、勝った場合でも兵損というのがブシドー以上に出るので継戦して戦えるのはブシドーの方になる。
圧倒的な勝ち方ができるブシドーの方が、廃課金者が有利に立てる。
対人戦のバランスについて
さっきの課金についての話に被る内容だけど、対人戦のバランスは三國志真戦の方が上かと思っている。
戦国ブシドーは廃課金者が圧倒的に勝っていくので、なかなか止めようがない。
廃課金者には廃課金者が対応しないといけないような流れである。
本当に何もできないまま敗北をしてしまう。
1割の兵損も取れない世界である。
対人戦のバランスは厳しい印象を受ける。
真戦はターン制、ブシドーは時間制という違いがあるのがこの違いを生んでいるのかもしれない。
同じプレイ時間だと、どちらが楽しめるか?
プレイスタイルによって回答が変わってくるところかもしれない。
細かいこと抜きにして、単純にゲームスピードだけで比較する。
より短いプレイ時間で楽しめるのは、戦国ブシドーの方。
というのも、幕舎を立てるのにブシドーは2時間で真戦は3時間だったり、幕舎での徴兵時間もブシドーの方が短かったりする。
スピード感があるのは、戦国ブシドーの方で間違いない。
ゲーム自体の面白さについて
これは、本人の趣味によるところでハッキリと回答が分かれるところではないのかもしれない。
なので、ハッキリと回答はせず比較だけする。
中国の三國志が好きな人は、三國志真戦。
日本の戦国が好きな人は、戦国ブシドー。
こういう住み分けでいいかも。
操作性 ボタン大きさ、配置について
ゲーム自体の操作性などについて触れる。
これについては、三國志真戦の方が操作しやすいように思う。
ボタンの大きさや操作感は真戦の方がやりやすい。
だからと言って、すべて真戦の方が操作しやすいというわけでもないけど、総合的に評価すると真戦の方が上かなという感じ。
プレイ人口について
プレイ人口が多いとそれだけゲームの盛り上がりに直結するので大事な要素と言えるかもしれない。
この部分に関していうと、真戦の方がプレイ人口は圧倒的に多いと思う。
とは言え、戦国ブシドーでもプレイをしていくとサーバーの合併があるので極端にプレイヤーが少ないと感じる時はあまりないのかもしれない。
ただ最初に触れたように、ゲームのプレイ人口が多いか少ないかを基準にする人にとっては、真戦ということになる。
ガチャ無料半額の条件
無課金・微課金でプレイする人にとって、ガチャの無料・半額というのは重要な要素と言えると思う。
コスパよく、当たらしい武将を手に入れるチャンスは重要なので。
・三國志真戦は、11時間30分で無料・半額ガチャがリセット
・戦国ブシドーは、11時間で無料・半額ガチャがリセット
リセットの間隔が短いほどプレイヤーにとってありがたいことになる。
なので戦国ブシドーの方が条件は良いことになる。
30分の差でも、チライン勢からするとそれだけで1時間や2時間変わってきたりするケースもあるので。
体力上限について(チライン勢にとって重要)
三國志真戦、戦国ブシドー共に武将に体力という概念があって、指示をしたら体力を消費する形となっている。
課金でも、体力を回復することができなくて、時間経過のみでしか体力の回復ができない。
ここまで、三國志真戦も戦国ブシドーも全く同じである。
次に両タイトルの体力を見ていく。
・三國志真戦 体力120(1回の行動で15消費)
・戦国ブシドー 体力200(1回の行動で20消費)
※両タイトル共に、体力は3分に1回復
比較すると、戦国ブシドーの方が緩い(チライン勢にとってうれしい)ことが分かる。
三國志真戦の場合は、体力が0になってから120回復するまでに6時間かかる。
戦国ブシドーの場合には、体力が0から200回復するのに10時間かかる。
プレイしていく上で分かりやすく説明をすると、戦国ブシドーの場合には完全回復まで10時間あるので、残業がない仕事の場合には朝体力を使い切っていると家に帰ってからでも間に合う。
三國志真戦の場合には、6時間しかないので学校とか仕事がある場合には自宅に戻ってからだと体力が溢れてしまう。
その為、休憩時間などにスマホである程度体力を消費しておく必要がある。
時間にゆとりが持てるのは、戦国ブシドーということになる。
武将のイメージ、地図の正確性、地名の場所(ゲームクオリティ)
武将のタイプや地図の正確性などについても見ていこうと思うけど、一つ問題なのが自分が中国に興味が薄く中国の地理に全く詳しくないことである。
なので、一部三國志真戦との比較がしにくいところがあるのはご了承願いたい。
武将イメージについて
三國志真戦と戦国ブシドーを比較すると、武将のイメージに近いのが三國志真戦の方だと思う。
というのも、諸葛亮は頭が良いイメージがあるから知力系だよなとか。
諸葛亮の固有戦法は相手部隊のアクティブ戦法を封じるものだったりする。
相手の先を読むということでも諸葛亮のイメージと一致する。
戦国ブシドーはどうだろうか。
石田三成、黒田官兵衛この二人に対するイメージというと頭が良いということで知力系の武将になりそうだけど、この二人は武勇系である。
つまり、知力が低くて武力が高い。
どうもイメージと合わない。
三國志真戦の方が、武将の能力の設定はちゃんとしているのかなと思う。
地図の正確性と地名の場所
この部分に関しては、中国の地理に疎いので戦国ブシドーだけの話になる。
戦国ブシドーの地図は日本地図なんだけど、琵琶湖が存在しなかったり、若狭湾がおかしかったりする。
あと、都市の場所もおかしい。
大阪が尼崎付近にあったり、松山の場所もおかしかったりする。
漢字表記もおかしくて、大阪は当時は「大坂」だった。
名古屋は「那古野」だった。
でも、現代の漢字が使われている。
日本人で日本の地図を知っているが故に違和感がある。
気になる人は気になるということで、マイナスポイントと言えるかもしれない。
まとめ
三国志真戦と戦国ブシドーを比較すると以上のようになった。
全体的に真戦が有利な感じだけど、真戦の全勝というわけでもない。
戦国ブシドーが優れている点もある。
なので、明らかにどちらの方が優れているという比較結果にはならない。
もし、三國志真戦と戦国ブシドーのどちらかをプレイしようと考えている方の判断材料になれればと思う。